基礎知識

2社間と3社間ファクタリングの違い|どちらを選ぶべき?【完全比較】

2026-01-1310分で読めるファクタリングDB編集部
2社間3社間比較選び方
専門家監修|田中 宏(中小企業診断士・ファイナンシャルプランナー)

結論:30秒でわかる選び方

> 急ぎ or 秘密にしたい → 2社間

> 手数料を抑えたい → 3社間

選ぶ基準2社間3社間取引先に知られたくない✅ 最適❌ 通知必要即日〜翌日に必要✅ 最適❌ 数日かかる手数料を抑えたい❌ 10〜20%✅ 1〜9%審査が不安❌ やや厳しい✅ 通りやすい

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【徹底比較】2社間 vs 3社間

比較項目2社間3社間手数料10〜20%1〜9%入金スピード最短即日数日〜1週間取引先への通知❌ 不要⭕ 必要審査の厳しさやや厳しい通りやすい審査で重視御社+売掛先売掛先のみ高額対応上限あり対応しやすい利用者の割合約70%約30%

💡 ポイント:当サイト利用者の約70%が2社間を選択(「取引先に知られたくない」が最大の理由)

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【図解】2社間ファクタリングの仕組み

【2社間:取引先に知られない】

①売掛金を売却

┌──────┐ ─────────────────▶ ┌─────────────┐

│ │ │ファクタリング│

│ 御社 │ ◀───────────────── │ 会社 │

│ │ ②即日入金 │ │

└──┬───┘ └──────┬──────┘

│ │

│③通常通り入金 │

▼ │

┌──────┐ │

│取引先│ │

│ │ │

└──────┘ ④御社から送金 ──────┘

※取引先は通常通り御社に支払う

※取引先にファクタリング利用は知られない

2社間のメリット・デメリット

メリットデメリット✅ 取引先に一切知られない❌ 手数料が高い(10〜20%)✅ 最短即日で入金❌ 御社の信用力も審査対象✅ 書類準備が簡単❌ 大口は対応困難な場合も✅ 審査から入金まで1日❌ 入金後の送金義務あり

2社間が向いている人

  • ✅ 取引先との関係を気にする
  • ✅ 今すぐ(即日〜翌日)資金が必要
  • ✅ 資金繰りの状況を知られたくない
  • ✅ 1回きりの利用を検討している

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【図解】3社間ファクタリングの仕組み

【3社間:手数料が安い】

①売掛金を売却

┌──────┐ ─────────────────▶ ┌─────────────┐

│ │ │ファクタリング│

│ 御社 │ ◀───────────────── │ 会社 │

│ │ ③入金 │ │

└──┬───┘ └──────▲──────┘

│ │

│②債権譲渡を通知 │④直接支払い

▼ │

┌──────┐ ─────────────────────────┘

│取引先│

│ │

└──────┘

※取引先はファクタリング会社に直接支払う

※御社の資金繰り状況が取引先に伝わる

3社間のメリット・デメリット

メリットデメリット✅ 手数料が安い(1〜9%)❌ 取引先の承諾が必要✅ 審査に通りやすい❌ 入金まで数日〜1週間✅ 高額でも対応可能❌ 資金繰りが取引先に伝わる✅ 入金後の送金義務なし❌ 書類・手続きがやや多い

3社間が向いている人

  • ✅ 手数料をできるだけ抑えたい
  • ✅ 取引先との関係が良好
  • ✅ 1週間程度の時間的余裕がある
  • ✅ 大口(500万円以上)の取引がある

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【判定チャート】あなたはどちらを選ぶべき?

START: 取引先に知られてもOK?

├─ NO ──▶ 🔵 2社間ファクタリング

└─ YES

資金が1週間以内に必要?

├─ YES ──▶ 🔵 2社間ファクタリング

└─ NO

売掛金が300万円以上?

├─ YES ──▶ 🟢 3社間ファクタリング(手数料メリット大)

└─ NO

同じ取引先から継続利用予定?

├─ YES ──▶ 🟢 3社間ファクタリング

└─ NO ──▶ 🔵 2社間ファクタリング

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【金額シミュレーション】どっちがお得?

100万円の売掛金の場合

項目2社間(15%)3社間(5%)売掛金額1,000,000円1,000,000円手数料150,000円50,000円入金額850,000円950,000円差額-+10万円お得

500万円の売掛金の場合

項目2社間(12%)3社間(3%)売掛金額5,000,000円5,000,000円手数料600,000円150,000円入金額4,400,000円4,850,000円差額-+45万円お得

💡 結論:金額が大きいほど3社間のメリットが増大

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【実例】業種別の選び方

事例1:建設業A社(3社間を選択)

項目内容業種内装工事売掛先大手不動産会社金額2,000万円支払いサイト90日選択理由
  • ✅ 売掛先が大手で審査通過しやすい
  • ✅ 金額が大きく手数料差のインパクト大
  • ✅ 取引先との関係が良好で通知OK
  • 結果:手数料3%(60万円)で資金化成功

事例2:IT企業B社(2社間を選択)

項目内容業種Web制作売掛先スタートアップ企業金額200万円支払いサイト30日選択理由
  • ✅ 取引先に知られたくない
  • ✅ 翌日までに資金が必要だった
  • ✅ 金額が小さく手数料差は許容範囲
  • 結果:手数料12%(24万円)で即日資金化

事例3:医療機関C社(3社間を選択)

項目内容業種調剤薬局売掛先国保連(診療報酬)金額500万円支払いサイト45日選択理由
  • ✅ 売掛先が国保連で最も信用力が高い
  • ✅ 診療報酬ファクタリングは3社間が一般的
  • 結果:手数料1.5%(7.5万円)で資金化

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よくある質問(FAQ)

Q. 2社間で契約後、3社間に切り替えできますか?

A. 可能です。 ただし新規契約となり、改めて審査が必要です。継続利用で3社間への切り替えを相談できる会社もあります。

Q. 3社間で取引先に「資金繰りが悪い」と思われませんか?

A. 必ずしもそうではありません。 大手企業では、下請けの資金繰り支援として3社間を推奨するケースもあります。「キャッシュフロー効率化」と説明することもできます。

Q. 同じ取引先で両方試せますか?

A. 可能です。 異なる請求書であれば、同じ取引先で2社間・3社間を使い分けられます。急ぎは2社間、余裕があるときは3社間という使い方も有効です。

Q. 2社間で入金後、取引先からの入金を自社で使ってしまったらどうなりますか?

A. 契約違反となります。 入金された金額はファクタリング会社に速やかに送金する義務があります。遅延すると遅延損害金が発生し、最悪の場合は法的措置の対象になります。

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まとめ:選び方フローチャート

条件おすすめ理由取引先に知られたくない2社間通知不要即日〜翌日に必要2社間スピード重視手数料を最小化したい3社間半額以下に高額(500万円以上)3社間手数料差大取引先が大手・官公庁3社間審査◎・手数料◎審査に不安がある3社間通りやすい次のステップ
  • 📊 [手数料シミュレーター](/tools/fee-calculator)で金額を比較
  • 🔍 [ファクタリング会社比較](/factoring)で対応タイプを確認
  • 📚 [手数料ガイド](/articles/factoring-fee-guide)で相場をチェック
専門家監修E-E-A-T

田中 宏

中小企業診断士・ファイナンシャルプランナー

中小企業診断士1級ファイナンシャル・プランニング技能士宅地建物取引士
銀行勤務15年、独立後10年

大手都市銀行で15年間法人営業を担当後、独立。中小企業の資金繰り改善や事業再生支援を専門とし、年間100社以上の経営相談に対応。ファクタリングを含む多様な資金調達手段に精通。

専門分野:資金繰り改善 / 事業再生 / ファクタリング活用

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ファクタリングのよくある質問

A. ファクタリングとは、企業が保有する売掛金(請求書)をファクタリング会社に売却し、支払期日より前に資金化するサービスです。銀行融資とは異なり「借入」ではなく「売却」なので、負債として計上されません。
A. 2社間ファクタリングは10〜20%、3社間ファクタリングは1〜9%が相場です。売掛先の信用力、利用金額、支払いサイトによって変動します。複数社から見積もりを取ることで、手数料を抑えることができます。
A. 売掛先が大手企業や官公庁の場合は審査に通りやすくなります。また、請求書・契約書・通帳コピーなどの書類を揃えること、正直に情報を伝えることが重要です。1社に落ちても他社で通るケースがあるため、複数社に申し込むことをおすすめします。